夏野菜への移行期間に入っています。
4月の低温が響いているのか、全体的に夏野菜の収穫開始が遅れているような気がします。
ナス、ピーマンは本格的に収穫できるのはもうすこし先。
トマトはそろそろですが、なにやらケモノに果実を食い散らかされていてちょっと困っています。
キュウリやオクラ、モロヘイヤは軌道に乗りました。
季節ごとに野菜が切り替わる時期を端境期といって、出せる品目が少なくなるので出荷を休止するというようなこともあるのですが、今回の切り替えもなんとかうまくいきそうです。
初夏の野菜が残っているうちに真夏の野菜が収穫開始する、という状況です。
収穫量の関係でレストランにしか入れられないものもあったりしますが、そろえられる品目は少なくありません。
今日あるレストランに出荷した品目リストは
人参、ジャガイモ、タマネギ、赤タマネギ、ズッキーニ、ニンニク、キュウリ、レタス、ナス、ピーマン2種、モロヘイヤ、オクラ2種、コールラビ、トマト3種、シソ、パセリ、ミント、オレガノ
とアホのような22種類となっていました。
家庭向けとなるともう少し減りますが、それでも今日は14種類といつもより多いです。
こんな数になってくると、箱に入れたのか入れてないのか間違えてしまうこともあって、説明書きにある野菜が入っていないとか、説明書きにないものが入ってるとか、たまに苦情が舞い込んできます。
あっちゃいかんミスなんですが。
品目数がそろわなくて休止するよりはいいかなと思ってわりきっていますが、お客さんにしたらヒヤヒヤしますね。
夏野菜全盛期まであとすこし。
しばらくのご辛抱を。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・