研修生のひとりが12月いっぱいで卒業していきました。
このブログでは一度も出てきていない(はずの)研修生ですが、6月からやってきてたった半年のスピード就農です。
しかも週3回だったし。
最後には来年以降の経営計画も見せてもらいましたが、方向性がしっかりと定まっていて計画も詳細まで詰められていました。
自分でやってみてうまく育つかどうか、予定通りに顧客確保できるのか、という当たり前の課題こそありますが、それだけの計画をよく立てたなぁという感心があり気持ちよく安心して送り出すことができました。
畑仕事が少ない今の季節、あと2人もそのうち卒業していくと思います。
そして1月末には2014年の研修生がやってきます。
春を待たずに出会いと別れの季節になってきた松本自然農園です。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・