いま一番ほしいもの。
説得力。
松本くんが出来るっていうんだからきっと出来るよね、と思わせるだけの説得力。
あとから続いてくる新規就農者がひとりでも多く増えてほしいという想いから研修生を受け入れたり、収入をぶっちゃけて講演したりブログを書いたりしていますが、僕がいくら「農業で生計を立てるのは可能ですぜ、悠々自適な生活が待っているぜ」と意気込んだところで実績が伴っていなければ説得力がまったくありません。
ほれぼれするような畑をつくりあげ、びっくりするような経営実績をたずさえて、
どうじゃ~農業はいいぞぉ~
と声高々に叫びたいです。
まあ具体的にどれくらいの数字を残せばいいのかなんてわかりませんけど、少なくともサラリーマンやってるよりも高い数字がなければ農家という名の自営業者になろうなんて思いませんよね。
サラリーマンが安定しているとは言えない時代だとしても、です。
また数字か!と思いましたねそこのあなた。
そうです、数字です。
農業という業種は単純にお金だけでは測れないのは事実だけど、説得力という点でいえばやっぱり目に見える形で示すのが近道でしょう。
しっかりとした実績は人を動かします。
農業の道に進むとき、僕も動かされた一人です。
家族経営で売上1千万円超えているのを聞いて心の中で「うぉぉ~すげ~」と叫びました。
(いま思えばそんなにすごくはないんですが・・・)
彼らのような存在になりたい。
農業やってみたいけど収入面が不安で・・・という人の背中を押せるような存在になりたいですね。