松本自然農園で栽培される野菜のうち、ほとんどのタネは購入したものです。
種とりしていくことで得られる利点はすごく大きいので、できれば自分で採ったタネを使いたいのですが、F1品種だったり、種とりするには交雑しやすくて難しかったり、いろいろな事情があって自家採種ではなく購入種を使うことが多いです。
しょうがない、と割り切っている部分はありますが、やっぱり自家採種したいという想いもあります。

ネギは残ったものを植えなおして増やしています。
ニンニクは収穫したものをバラして植えます。
ニラやアスパラガスは毎年同じところから出てきます。
これらの野菜たちはタネを買うことはもはやありません。
そして仲間入りしそうな野菜がまたひとつ。

サニーレタスです。
前年の夏に花が咲いて結実し、その場でこぼれ落ちたタネが発芽してきたものを植えなおしてみました。
意外に簡単に根付き、今は生長している途中です。
タネを採る手間もなければタネを播いて苗づくりをする手間もない。
もちろんタネを買う必要もない。
自家採種するよりも畑の環境に適応しているのでおそらく病害虫に強くて少肥栽培向きの生育になるはず。
こんないい方法があったんですね。
大規模にレタスばっかりつくるような栽培だと採用しにくいですが、写真の葉掻きタイプ・チマサンチュだったら100~200株もあれば充分なのでこぼれタネ栽培を生かすことができます。
うまく育つようなら毎年やろうかな。