田舎を支援するイナカム。農林水産省が運営しているという妙

私は山間地で農業を営んでいる小さな農家です。1ヘクタールにも満たないような小さな農家。圃場も一枚一枚が小さいですし、土手が広いので草刈りも大変。日当たりが悪かったり圃場の形がいびつだったり、イノシシやらシカやらサルやら獣害も身近なものです。
平坦なところでの農業には勝てないな、と率直に思います。
そして、
生産性や効率化、大規模化といった国が推し進めているような方向性には乗っかれないなぁと感じることばかりです。
条件の悪い山間地域をこのまま放置しておいていいんだろうか?と危機感がつのります。
国はそんな地域への支援はしてくれないのだろうか。。。と思っていたらありました。
支援してました。
補助金とか、そういう資金的な支援ももちろんしてくれているのですが、もっと別の形でのサポートが行われています。
田舎と、人と、行政をつなぐ。
地域資源を活かして起業したい人をサポートする仕組み。
INACOME農林水産省の起業促進プラットフォーム
https://inacome.jp/
これを農林水産省が運営しているというところがいいですよね。
民間主導じゃないところの圧倒的安心感。
農業は効率化、大規模化だけじゃないぞ、豊かな農山漁村を作っていくのも農業のひとつのカタチだぞ、と言ってくれているよう。
これは知って活用しないともったいないですね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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