儲かる農家の共通点3選

朝から晩まで休みなくヘトヘトになるまで働いていたり、市場価格の乱高下に一喜一憂して収入が安定しなかったり、補助金頼みの経営を続けていることが不安だったり、今も昔も農家の悩みや苦しみは尽きることがありません。

一方で、サラリーマンが羨むくらい休みをとれている農家がいたり、世間の情勢がどんなに揺れてもうまく乗り越えていく農家がいたり、実質無借金経営でどんどん規模拡大をしていく農家がいたりと、同じ農業界でも明暗が別れているように思います。

その差はいったいなんでしょうか?立地や気候環境による有利不利はもちろんありますが、それを抜きにしても農家によって大きく差がついているのには理由があります。今回はその理由を3つ挙げてみます。

■ビジネスモデルが秀逸

利益が出る仕組みを作っている、もしくは利益が出る組織に乗っかっている。

自分が置かれている環境や活用できる資源をうまく使いながら、どんな品目をどんな顧客にどのように届けるのかをしっかりと利益が出るように作り込んでいる。作戦を立てた上で前に進んでいる農家は強いです。

もしくは、強い産地を形成しているJAのように、組織として戦略的に動いているところに乗っている農家も強いなと感じます。

■数字の管理ができている

取引単価がどこまで落ちたら赤字になるのか、生産量をどれくらい確保すれば黒字になるのか、などいわゆる損益分岐点を理解もしくは把握し、コスト管理ができている農家が利益を残せないはずがありません。

そのための経理処理や分析をこまめにやっている農家は本当に強いです。

■時間の管理ができている

めっちゃ働いているわりに稼ぎが少なくて嘆く農家は多いですが、それは時間管理がうまくできてないからです。タイムカードでしっかり管理するとか、スキマ時間を無駄にしないとか、そういったことも大切ですが、
「家族労働を無償にしない」「作業の優先順位をつけている」
など根本的な仕組みに関わるような取り組みができていると利益に直結しているように感じます。

天候不順にうまく対応できて高い相場に乗っかれば、大きく収入を増やせることもあるでしょう。けどそれはボーナスのようなもの。継続的に収入が得られる仕組みになっているかどうか、その仕組みを活かせるように経営を管理できているかどうか、つまりアイデアと努力が大切なのではないでしょうか。

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