今日は機械ラッシュ。
土の湿り具合がバッチリなので、機械であちこちを耕しました。
まず、地表をおおっている草や収穫が終わった野菜をハンマーナイフモアという機械で粉砕します。
これはけっこう特殊な機械なんですが、地面より上にあるもの(草)をチップ状に粉砕してくれるすぐれものです。
夏に背丈くらいに成長してしまって手におえない雑草も、ハンマーナイフモアにかかればあっという間に草原です。
うちは草を意図的に生やすような栽培をしているので、この機械は非常に重宝します。
これがあれば夏に草がどんどん生えてきて草刈りに手が回らなくなり
ウキーーッ!!
っと発狂しそうになるのを防ぐことができます。
ハンマーナイフの後は管理機で耕します。
いわゆる耕運機・トラクターと機能はだいたい同じなのですが、ロータリー部分を交換すると耕すという行為以外のいろんな管理ができるので管理機と呼ばれているわけです。
なんでトラクターで耕さないかというと単純に所持していないからなのですが、管理機だと耕した後に畝も作ることができるのでラクなんです。
いわゆる盛り土というやつですが、野菜を植えるところを少し高く山にしておいて、雨が降っても浸水しないように対策するわけです。
こんな便利な管理機ですが、耕す幅が小さいので大面積だと時間がかかってしょうがないです。
新しく借りた畑をこれで耕したらものすごい時間がかかってしまいました。
とにかく疲れます。
近所のおっちゃんにトラクター借りればよかった・・・。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・