マクロビオティックと自然農法

11時20分ころ、東海ラジオで聞きなれた声が。
マクロビオティック料理人の廣瀬ちえさん。
彼女がラジオに出るというので聴いていました。
「マクロビオティックをとおしてロハスを啓蒙する料理人」との紹介から始まり、
マクロビオティックとはなんぞや
陰と陽
身土不二
一物全体
など食べ物と体の関係を熱く語っていました。

マクロビオティックって玄米・穀物・野菜を中心とした食生活のことだと思っていたのですが、実はもっと大きな意味があったんですね。
「マクロ」は、大きい 長い 「ビオ」は、生命  「ティック」は、術 学 を意味していて、それらをあわせると
長く思いっきり活きるための理論・方法・手段
ということになります。
これを要約すると
大きな視野(広い)で生命(世界)を見ること
と解釈することができます。
マクロビって深い!って思ったと同時にハッと感じたことが・・・。

自然農法
というのも単なる農薬・化学肥料を使わない農業技術のことではないんです。
自然の営みを規範として農業を実践していく生き方
を示しているんですよ、実は。
僕が有機農業と言わずに自然農法と言っているのも、農業が自分の生き方そのものを表現しているからです。

マクロビオティックと自然農法。
本来の意味が見えにくくなっているということに、ちょっと共通点を感じました。

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