有機農法と自然農法
その違いをあなたは説明できますか?
有機農法ってあれでしょ?
農薬を使ってなくて、化学肥料も使ってないやつ。
自然農法ってあれでしょ?
耕さない、草も刈らない、ほぼ自然に任せるやつでしょ。
という知識はあるかもしれませんが、そこにある明確な違いを説明することはなかなか難しいかもしれません。
けれどもはっきりと明確な違いがあります。
その違いは、農業者仲間で技術交流をするときなどに
スムーズな交流ができるかどうかに関わってくる大切な要素です。
違いを知ったうえで、他の農法も認めながら
その農法のいいところを吸収していくと、自分自身の栽培技術スキルが格段に上がりますし、
他の農法を否定することなく受け入れ認めることができるようになります。
今回は多種多様な農法についても、ざっくりと簡単にではありますが解説を加えています。
有機農業での新規就農を考えている人にとっては必聴の内容です。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・