草との戦い。
農家なら誰しもが経験する、避けては通れない道。
自然豊かな日本だからこその悩みというのか、たいへんありがたいことだとわかっているものの、気がついたら草がボーボーになってしまう事態は農家にとって苦悩すべきことです。
恐ろしいほどの占有。
気温が高くて雨もそこそこ降っていれば、草の勢いは止まりません。
野菜だって負けずに成長しますが、草にはかないません。
放っておけば草に負けてしまうのが野菜。
だからこそ畑の神様”農家”が手をかけて、神の采配でもって野菜たちの生存を後押ししてあげます。
草刈り。
それは野菜たちを畑の支配者にするための、神の裁きなのです。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・