かなり前に自家採種しておいたナスの発芽が悪かったり、レタスの種を播いたのにハウスの温度を上げすぎてほとんど発芽しなかったり。
ほかにも小さな失敗はたくさんありますが、全体としてはおおむね順調に苗作りは進んでいます。
春夏の育苗は油断さえしなければ大丈夫です。
そんな育苗は中盤戦にさしかかっています。
キャベツやブロッコリーなどのセルトレイ中心の育苗から、トマト・ナス・ピーマンなどの夏野菜のポット中心育苗へと変わってきています。
こうなると苗床は一気にふくれあがって置き場がない状態に。
どれを温床から外して厳しい環境に追い出そうか、野菜たちを天秤にかける日々が続きます。
続いていた緊張感をすこし和らげられるのも今くらいから。
寒さによわい夏野菜は気温がマイナスになると枯れてしまうことが多いのですが、最低気温がそこまで下がらない日が増えてくるので、もしうっかり苗床を閉めるのを忘れてしまっても最悪の事態にはなりません。
とはいえ、健全な苗を作り込むための厳しい戦いは続きます。