反当たり発送数を知りたい方へ

最近ちょっと問い合わせがあったり見学があったりして、その方たちに伝えたことがあるんですが、野菜セットを販売するにあたって単位面積当たりで何件くらいのお客さんを持てるのか、という内容でした。
つまり、10アールの農地で毎週何件の野菜セットを発送できるのか、ということです。
こういうデータはあまり出回っていないと思いますが、僕が就農前にどこかで仕入れたのは
10アールで5軒の家族を養える
という情報でした。
言いかえれば
10アールの農地で毎週5件の野菜セットを発送できる
ということです。
データの出所が不明なので信頼性に欠けるのが問題ですが、実際にやってみた感じだと的外れなデータとは言い切れないようですね。
うちはかなり無理をしているので10アールで10件の発送をしていますが、これだと草を生やす余裕があまりないですし、ちょっと失敗が続くと野菜不足に陥るほどリスクが高いように感じます。
僕的には10アールで8件くらいが理想。
そこへ米や大豆、麦などの穀類を取り入れたり休耕地を設けて畑を休ませたりすると10アールで5件くらいになるかなという実感です。

100アール、つまり1ヘクタールの農地があれば毎週50セットくらいは出せるということになります。
毎週50セットということはざっくりと計算して年500万円以上の売り上げを出す可能性があるということです。
(2000円セット+送料500円) × 50セット/週 × 44週(10か月) = 550万円
もし営農計画など立てる予定がある方は参考にしてみてください。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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