2年前、僕の研修先である自然農法センターから所外研修として御一行様が来園しました。
http://matsufarm.blog.shinobi.jp/Date/20091030/
そして今日も来ていただけました。
今年の研修生が松本自然農園に。
自分が研修生だったころも所外研修というのはあって、当時のことはちゃんと覚えているのでどういう対応をすべきなのかは分かっているつもりです。
が、僕は僕らしくあればいいのかなということで、たぶん聞きたいのはこのへんかなという話題を中心にしゃべらせてもらいました。
研修生という立場で僕が当時聞きたかった話題です。
新規就農者がどういう経緯で一人前の農家になっていくのか、数字を明確にした経営の実情、起業にあたって気をつけるべきこと、など。
ほとんどが質問をされて答える形だったので僕が誘導されたんでしょうけど、話したいことは話せたつもりです。
こういう機会を得て、「よーし、オレもがんばるぜ!」と気を引き締めてもらえたなら今日の時間は有意義だったろうと思います。
研修生が違うとはいえ、所外研修としてなんども来ていただけるのはすごくうれしい。
研修生が一度は行っておくべき場所として認めていただいているんですからね。
来年以降も来てもらえるように、また気を引き締めてがんばります。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・