今年のトマトはなんだか変です。
品種はいつもと同じ。
栽培方法もさほど変わっていません。
トマトにかける愛情ももちろん同じです。
トマトは雨に弱い植物で、雨にあたると病気になりやすかったり、果実が割れてしまったりということがよくあります。
トマトの専業農家がハウス栽培なのは、雨に当てたくないからというのが大きな要因になっているほど。
うちはハウスなんてものはありませんので、もちろん露地栽培で雨にバシバシ当てるような栽培になっています。
ですので梅雨の時期はかなりリスクが高く、病気になるのはもちろん果実はしょっちゅう割れて困っています。
いや、困っていました。
今年は、なぜだか、果実が、割れないんです。
これが昨日の収穫分ですが、これだけ採ったにもかかわらず割れていたのは黄玉トマトの3つだけ。
赤の中玉、赤のミニはひとつも割れていませんでした。
収穫の直前までしっかりと雨が降っていたのに、です。
考えられる原因はひとつ。
じつは圃場が違うんです。
今の畑でトマトを栽培するのは今年が初めて。
トマトにとってどれほどの違いがあるのか知りませんけど、もしかしたらトマトに合ってる畑だったのかもしれません。
だとしたらすごいですぞ。
トマトの果実が割れない畑。
そんなうれしいことがあっていいんでしょうか?
まだまだ雨は続くので、この先も経過を見守っていきたいと思います。
梅雨が終わっても割れることがほとんどなければ・・・そのときは
トマト専用圃場
として毎年つくることになるでしょう。
さてさて。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・