せいこう‐うどく【晴耕雨読】
晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家にこもって読書をすること。悠々自適の生活を送ることをいう。
まあこれができるようになれば農家になって本当によかったと言えるんでしょうけど、ほんとに実践している方はどれほどいるのでしょうか。
雨の日だってやるべきことはいろいろありますからね。
晴耕雨読とまではいかなくても休みたいときに休めるのは、サラリーマンでは味わえないメリットのひとつでしょうね。
休むひまもないほど忙しい農家さんは別として、自分がもっている時間をうまく割り振って休日を作り出せるのは農業の特権みたいなもんです。
サラリーマンは勤務時間がありますし、個人でカフェやってると営業時間ありますけど、農家の場合は
今日だるい、休もう
ってサボっても誰にも文句言われません。
誰にも拘束されないんですよ。
そのかわりツケはあとからやってきますけど。
台風の前に対策を怠ると被害大ですし、貴重な晴れに仕事しなければ最終的に収入減につながることもあります。
すべて自己責任。
バリバリ休むまもなく働いて大金稼ぐか、休日も楽しみつつそこそこ稼ぐか。
自分で選択できるのが自営業のいいところ。
まあ相手がいるので選択できないことも多いですが。
休日も楽しみつつ大金稼ぐ、というのがうれしいですね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・