今回は、農業に限らず成功するために押さえるべき5つのポイントをご紹介します。新規事業がうまくいくかどうかを予測・判断する材料になりますのでチェックしてみてください。5つがもれなく揃っていると感じられるのであれば、成功が保証されたようなもの。あとは全力で付き進むだけですよ。
農業で成功する5つのポイント
1.好きなこと
好きなことをやっている人は強い。いやいややっている人が成長しないのは想像にかたくないですが、そもそも好きじゃなければ続きません。
2.得意なこと
これまで積み上げてきた技術や実績を活かせることが望ましい。得意なことは自分でやり、苦手なことは雇用なり人に任せるのいう方向性もある。
3.求められていること
世の中にニーズがあれば勝手に売れていく。
求められていないものをつくると自己満足で終わる。趣味はここが弱い。好きで得意だけど求められてない自己満足で楽しむのが趣味ですから。
4.他にないもの
独自性。競合に勝ったり高く売ったりするときに有利。
何か一つでも特徴があるといい。
5.時代に合っていること
SDGs、緑の食料システム戦略などから環境保全型農業は時代の後押しがある。
インターネットの普及に背を向けることはデメリットしかない。
テクノロジーの導入は必要だがタイミングは自分で測るしかない。
この5つが当てはまるかどうかを考えて農業のカタチを変えていければ、大きく外すことはないでしょうし、すべてが当てはまるなら飛躍できる可能性もあります。コロナも含め時代はどんどん変化しています。同じところに立っていれば現状維持すら難しくゆっくりと衰退していくほど、変化し続けることが求められます。
今やっていること、これからやろうとしていることが5つのポイントを押さえているかどうか改めて考えてみてはどうでしょうか。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・