適期の見極め

トマトが好調なのは以前書きましたが、じつはナスも調子がいいです。

梅雨時期で適度に雨が降るため、高温多湿が好きなナスにとっては快適な季節です。
実があれよあれよという間に大きくなっていきます。
葉もわさわさ茂ります。

樹が若く、快適な気候も重なってグイグイと生長してくれるので、今は実を大きめで収穫しています。
市場規格だとおそらく規格外になるようなサイズです。
大きすぎるよ、と言われてもしょうがないサイズです。
ふつうナスをスーパーで売られているようなサイズで収穫するのは、中にタネができてくる前の状態だからです。
たぶん。
タネができないサイズを狙ってきっちりと揃えて出荷するナス農家さんはすごいです。
その労力のかけ方には脱帽です。
けど育ててみるとわかりますが、今時期はナスの生長にものすごく勢いがあるので実を大きくしてもタネができてくるのはまだ先なんですね。
市場規格の小さなサイズだとむしろもったいない。
自分勝手なサイズでは売れないから規格に合わせるんでしょうけど、
野菜の生育状態を見極め、一番おいしく一番お得な収穫をする。
これ栽培の醍醐味じゃないですかね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【地域格差】平地の農業はやっぱり強い!都市・中山間地域で食える農家になるにはコレしかない!

  2. 【流通】卸売市場の仕組みと付き合い方。中間マージン大きすぎてマジ泣く・・・

  3. 【実験】ゴーヤのタネを丸裸にして播いてみたら・・・

  4. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  5. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  6. 【我流】ヤーコンを育苗するとかマジですか!?