育苗の心得

ここんとこ非常に寒い。
朝ハウスに行くと真っ白になっています。
ハウスのビニールがびっしりとに覆われていて、中に入ると雪がかぶったようになってます。
でも中のビニールトンネルは霜がなく、保温してある苗床は10℃以上ありました。
新しい保温環境は上々のようです。

昨年は夜間に保温していても0℃近くまで下がってしまうことがよくありました。
それだとナス・ピーマンなんて簡単に枯れてしまいます。
霜に当たらないようにするのが第一、欲を言えば夜間でも10℃以上は欲しい。
というのが僕にとっての育苗条件。

今年はまともに育苗できそうです。
電熱のパワーを上げたら15℃以上も確保できそうですし。
理想は昼間30℃、夜間20℃なんですが、あんまり甘やかして育苗するのは好きじゃないので今の環境でやってみます。

たった一日の管理ミスが夏野菜の苗を全滅させることもあるのが育苗の怖さ。
3月に入るまでは夜間寒さとの戦い、それ以降は日中ハウス内の暑さとの戦いです。
育苗がはじまったら24時間気が抜けません。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【情報の価値】生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は何がすごいの?

  2. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  3. 【天下統一】農業版”食べログ”の衝撃。チョクバイ!は直売市場をひとつにまとめるか

  4. 【地域格差】平地の農業はやっぱり強い!都市・中山間地域で食える農家になるにはコレしかない!

  5. 【補助金】日本の農家は補助金で甘やかされている?海外比較すると見えてくる現実とは・・・

  6. 【異形の者】キャベツの歴史を知る!キャベツはなぜ無農薬栽培が難しいのか?