葉もの野菜が増えてきて、当日の朝に収穫して午後から配達というシステムが苦しくなってきました。
ナス・キュウリ・ピーマンのような実の野菜に比べて、ホウレンソウ・コマツナ・ミズナのような葉もの野菜は出荷作業で時間がかかるからです。
虫食いの葉や黄色くなった双葉を落とし、ざっと水洗いして、新聞紙でくるむ。
これらの工程がけっこう手間なんです。
なんとかうまく一手でも簡略化していかないと、当日収穫がくずれてしまいます。
省けるとしたら水洗い。
もともとそんなに土で汚れているわけではないので。
どうです?
調理する前にみんな自分で洗うでしょう?
だったらこちらで洗わなくてもいいですよね?
ねぇ?
ねぇ?
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・