家族をかかえて飛び込む勇気

今年は(も?)栽培に関しては決して高い点数をつけられるような出来じゃなかったんですが、そんな状況ながらも昨年よりは経営的に安定してきました。
作ることよりも売ることにウエイトを置かなければ・・・といってた時代は過ぎ去り、今後は栽培技術をいかにして高めていくかということにウエイトを置くことになります。
本業は野菜を生産することですからね、これでようやくスタートラインに立った感じです。

ここまで来るには色々と大変なこともありましたが、いざ安定してくると荒波が懐かしくなります。
僕の悪いクセですがそれほど安定を望まないんですね。
常に一定の緊張感が欲しいとでも言いますか。
農業をやめて新しいことを・・・というつもりはまったくないですが、自身の成長のためになにかやりたいなぁとは思っています。

ふと思いにふけるのですが。
僕は独身のときに新規就農して農業をはじめたから気楽でしたが、結婚して子供がいるのに起業するのってスゲーなと今更ながら感じます。
最近は研修生を募集していることもあって見学に訪れる就農希望者もけっこういるんですが、妻子がいるケースが非常に多いような気がします。
彼らの決意たるや想像を絶するものがあります。
食っていけるかわからない分野に飛び込む勇気はもちろん、家族の説得も相当大変でしょうに。
感服致します。

成功するかどうかはその人の腕次第ですが、家族を説得するにあたって「やり方次第で農業は食っていけるんだ」ということを示すのは大きなポイントだと思うので、松本自然農園を知って話して説得のハードルを下げることができるならこんなうれしいことはありません。
家族の説得のお手伝いが出来るよう、これからも松本自然農園は発展を続けます。
胸を張れるほどのたいそうなレベルではありませんが、もし家族の説得にお困りでしたら松本自然農園をご訪問ください。
 

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【地域格差】平地の農業はやっぱり強い!都市・中山間地域で食える農家になるにはコレしかない!

  2. 【解説】専業農家と兼業農家。その分類はもう時代遅れ?

  3. 5/16締切 新規就農を全面的にサポートします!

  4. 【農業のキホン05】F1品種 とは?農家の口から出るF1はスポーツカーではない

  5. 書籍出版しました:時給3千円農家のつくりかた

  6. 【情報の価値】生産者と消費者をつなぐオンラインマルシェ「ポケットマルシェ」は何がすごいの?