けっこう難しいなぁと感じるのがタマネギの苗づくり。
初期生育が遅いのでかんたんに草に負けてしまうのが難点です。
ただし苗がしっかりとできた年は玉の大きさもそこそこで収穫できるので、やはりポイントは苗づくりのようです。
これは2006年秋の苗。
僕的にはナイスサイズの苗ができましたが大きさにばらつきがありました。
この年のタマネギは成功でした。
これは2007年秋の様子。
苗の写真がなかったのですが、ひょろひょろのものしかなかったと記憶しています。
細いもんだから植えてからもネキリムシにけっこうやられたり、生育が追いつかず玉が小さいまま収穫を迎えました。
失敗の年でした。
で、今年の苗。
なかなかうまくできました。
しかも写真のは全体の5分の1ほど。大量にあります。
サイズのばらつきも少なく、これはちょっと期待できるかもしれません。
夏野菜が終わった場所に植えられるし、ひまになってきた今の時期に苗を植えるのでたくさんあっても負担になりません。
ただし収穫は6月になるので、植えすぎると来年の春・夏野菜を植えるところがなくなってしまいます。
そこだけは注意。
さあどうなりますかな、今年のタマネギは。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・