2010年春に豊田市で立ち上がった空き家バンク。
中山間地域の定住対策、地域活性化を目的とした制度です。
登録数そのものがまだそれほど多くないので今後の継続・発展に期待したいですが、空き家を借りたい人と貸したい人とを行政がつないでくれるメリットは計り知れません。
僕自身、豊田市に移住するにあたって空き家を探すのには苦労したので、こういう制度がもっと前からあったらよかったのにと思ったりします。
2011年春。
豊田市は農地バンクを立ち上げました。
耕作放棄地の解消と担い手農家の規模拡大、新規就農の促進を目的とした制度です。
農地を借りたい人がスムーズに借りることができるように、貸したい人が安心して貸せるようになるので非常によい制度だと思います。
2009年12月の農地法等の一部改正によって農地の貸し借り条件が緩和されたことが直接の要因だと思いますが、僕が就農するときにすでにあったらよかったのに・・・と悔しい気持ちがあります。
だって借りるときけっこう苦労したもん。
いま研修生がこの農地バンク制度を利用して農地を探していますが、けっこうスイスイ話が進んでいるようなのでうらやましく思って見ています。
空き家情報と農地情報。
両方がスムーズに提供される豊田市。
なかなかあなどれませんよ。
新規就農希望のみなさま、豊田市なんてどうですか?