撤収

苗を育てているビニールハウスではトマトが植えられています。
土質が畑のそれとはまったく異なるのでうまく育つのかわかりませんが、安定してトマトを供給したいという想いから半実験的に栽培をしてみます。
夏中は開けっ放しとはいえ、いわゆるハウス栽培になってしまうので露地栽培とはまた育て方が違って経験もないに等しいです。
「カメムシが~!」と言っていた昨年までとは違って今年は「オンシツコナジラミが~!」と言ってるかもしれませんね。
暑すぎて枯れるかもしれんし。

ハウス内には苗がすべて敷き詰められているわけじゃなく一部を使用しているだけなので、空いているスペースで先行して栽培開始。
トマトの苗を植えたのが4月11日でした。
いまだ一部の野菜が育苗中なので残りのトマトを植えられず待機していましたが、もう夜間の加温はしていないので思い切って育苗床を撤収することに。

すっきりしました。
残っている苗は端に寄せたり通路に置いたりして、さっそくトマトを植えました。

先に植えたトマトとサイズはほぼ同じ。
大きめのポットに移植していたので。
ただし葉色は薄いです。
これも数日経てば違いがわからなくなると思います。
もう第一花はすでに開花しているので、順調に育つなら6月中旬には収穫が始まるはず。
だいたいトマトは開花から45日くらいで収穫だと言われていますがそれは積算温度が900度というところから導かれています。
平均気温が20度なら900度÷20度=45日
という計算。
真夏なら30日くらいで収穫を迎えるし、冬場なら80日90日かけて収穫を迎えます。

さて今年のトマトはいつから収穫がはじまるんでしょうか。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【応用編】有機・多品目栽培でトマトはどのように育てるべきか

  2. 【応用編】難しいと言われるキャベツの有機栽培をどうやって実現する?

  3. 【お試し】ズッキーニがオクラのように高くそびえたつ・・・だと!?

  4. 農家のための災害復旧支援。国はどこまで助けてくれる?農家はどこまで負担する?

  5. 【補助金】日本の農家は補助金で甘やかされている?海外比較すると見えてくる現実とは・・・

  6. 【妄想】大根のタネを播きながら「やる気スイッチ」について考える