成人の日に想う

昨日は成人の日でした。
僕には関係のない年頃になってしまいましたが、テレビをつけると成人のみなさんが映ってなにやらしゃべっています。
「あなたにとって仕事とはなに?」聞かれて
お金を得るためのもの
生活していくのに必要

というような意見が多く聞かれました。
安定した仕事に就きたい
なんていうちょっとずれた答えもありましたが、言いたいことはなんとなく理解できます。

テレビ側の情報操作はもちろんあるでしょうけど、仕事を生きがいや人間形成ととらえる意見がなかったのは残念。
人生で使える時間の大部分を仕事に使うことになるんだから、たんにお金を稼ぐためという捉えかたはもったいないと思う。
普通に勤めていれば移動も含めて1日10時間は拘束されるわけだし、1週間で50時間、1年で2000時間以上は仕事に関することで時間を使うわけですよ。
それなのに単なる銭稼の手段でいいんですか?

自分はなんのために生まれてきたのか。
世の中に対して何ができるのか。
仕事を通じて自他にどんな影響を与えられるのか。

成人の日という区切りをいい機会に、ちょっと真面目に人生を考えてみるのも悪くないですよ。
僕自身は20歳の頃なんにも考えないで流されて生きていたので、いま振り返れば「もったいないことしたなぁ」と思います。
あのころの自分に、自身の生き方を真剣に考える力があったら、また違った目標に向かって歩いていたのかもしれない。
幸いにして23歳のときにはアホゥな自分に気づいて方向転換することができたので、いまこうして人生を賭けるに値する職業についているわけですが。

がんばれ20歳!
楽しめ20歳!

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