就農者が増えるためにはやっぱりカネ

昨日のことですがNHKのクローズアップ現代で農業のことをやってましたね。
大不況のなか農業が取り上げられる機会はバツグンに増えましたし、世の中の興味も高まっている気がします。
ただし、今回の番組でも言われていたように、派遣切りにあった人たちが農業の世界に参入しても定着することは難しいようです。
牧歌的なイメージをもって入ってくるから長時間単純労働に挫折するみたいですね。
農業法人サイドからすると単純労働を求めるならパートでいいわけで、わざわざ派遣切り労働力にたいして高い賃金を払う必要性がないです。

と、まあ不況によってチャンス到来しているはずの農業界ですがチャンスを生かしきれていないようです。
そもそも就農者を受け入れる体制が整っていないんだから、参入希望者がどかっと来ても対応しきれないのは当然の結果ですね。
あーあ、残念。

いち農業者としては残念がってばかりもいられないので、やれることはやらないといけません。
(過去にも何度か書いているので、しつこい!と思われた方はウインドウを閉じてもらっても構いません。)
そもそもなぜ農業者が増えていかないのか。
農業従事者の平均年齢が60歳を軽く越えるような危機的状況にまで落ち込んだのか。
これは僕の考えですが、単純に儲からないからだと思います。
自然と向き合い、人間関係に疲れることなく、満員電車とは無縁の、生きる糧を生産する価値ある仕事のはずなのに、農業離れがいまだに続いているのは労働への対価がワリに合っていないからでしょう。
労働に見合うだけの収入があるなら、多少きつい労働であっても続いていくでしょうね。
実際、ちゃんと儲かっている地域では後継者問題とは無縁だと聞いたことがあります。
稼げるなら就農者は減らない。
儲からないからやめていく、人が入ってこない。

既存の就農者ができることは、やはり実績を示すことでしょうね。
サラリーマン並かそれ以上の生活ができることを世間に知らしめる。
おっ、農業って儲かるんか。いいなぁ。
という期待・希望を世の中に蔓延させなければ、農業人口減少も食料自給率低下もストップすることはできないでしょう。
儲かることを示す、現農業者に課せられた任務は重いです。
がんばりましょう。

統計によるとサラリーマンの平均年収は30~34歳男性で463万円(H19)。
サラリーマンと自営業を単純に年収で比べるのは無理がありますが、所得で400万円くらいは欲しいところですね。
僕がいま32歳なのでリミットあと2年、所得400万円か・・・うーむ。
がんばればいけるような、意外に難しいような。
まずは今年精一杯やりましょう。
34歳時点のことはまた考えます。
 

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