ジャガイモを掘ってその場で食べようツアー

快晴。
気温も上々。
このうえない農作業日和です。

さて今日はNPO法人ウーマンリビングサポート(以降WLS)主催の特別追加イベント
ジャガイモ掘りツアー
が開催されました。
10月14日に農園で行われたロハスパーティーBBQで気を良くしたスタッフは、今回のジャガイモ掘りを企画。
WLSのホームページやmixiくらいでしか宣伝しなかったので少人数での開催となりました。

日程は ヨガ→昼食→イモ掘り&食ジャガ という感じ。
ヨガの先生が来ていたので六所神社の舞台で1時間ほどヨガりました。

ちょうど今、もみじやイチョウが紅葉していてなんとも風情のある場所になっています。
こんなところでヨガできるなんて幸せですね。

と僕はヨガをやらないで先に畑に行き、焼きイモのために炭に火をつけていました。
だからどんな様子でヨガをやっていたのかわかりませんが、1時間がすぎて迎えに行ったときには参加者の緊張がほぐれていたのが感じられたので、楽しかったんだなぁと推測できました。

それから畑に大移動。
シートを広げて持ってきた弁当でかるく昼食。
自然に囲まれたロケーションで川のせせらぎや鳥の鳴き声を聞きながらの食事はサイコー。
メインイベントをこなす前に満足して寝てしまいそうになりました。

それくらい今日はすばらしい陽気。
風のないおだやかな天候で日なたに寝そべっていたら誰だって眠くなりますって。

食べたらカロリー消費のために運動、これ基本。
というわけでジャガイモ掘りに突入です。
簡単に掘り方を説明すると一斉に散らばっていきました。
最初はおしゃべりしながら
みて~大きいよ~
あっ、こんなところにもイモがあった!

などなど感激しながら掘っているのですが、しばらくすると黙々と口よりも手を動かすようになります。
どうやらスイッチが入ったようです。
芋掘りには人間の集中力を高めるなにかがあるのでしょうか?
夢中にさせる魔力を持っていることだけは確かです。

50mの畝を3列お願いするつもりでスタートした芋掘りでしたが、みんなが勢いよく掘り進めてくれたおかげで4列の収穫が終わりました。
 
掘り残しもあるでしょうからあらためて後日確認するとしても、1人でこの量をやることを考えたらありがたいことです。
気持ち的には
掘った分ぜんぶ持って帰ってくれ~
なんですが、経営上そうもいきません。
このイモを待ってくれている人たちがたくさんいるのです。
今回は心ばかりの手土産として少しだけジャガイモをお持ち帰りいただきました。


結局3時間ほど掘ってました。
飽きもせずにまあ・・・と僕は感心しきり。
1時間も掘っていたら飽きるだろうなぁと思っていたんですが、どうやら見当違いだったようですな。
楽しんでもらえればそれだけで満足です。

慣れない姿勢で作業してたから、たぶんみんな明日は筋肉痛ですぞ。
とくに腰。
覚悟しときなさい。
と慣れた姿勢&作業の僕はキラクなもんです。

労働のあとは当然食べます。
掘っている間に茹でておいたジャガイモをその場でいただきました。
チョーウマイ。
ジャガイモは冷蔵処理をすると甘みが増しておいしくなると言われているのですが、これだけ新鮮だと甘みどうこう言わなくても充分にウマイ。
文句なしのおいしさです。
サツマイモもいいけどジャガイモもなかなかのもんです。

そんなかんじで終了した今回の企画。
収穫体験はやはり楽しいです。
収穫しかしないのでおいしいとこ取りになりますが、それに満足できなければ他の作業も体験しにきてもらえばいいわけで。
種イモの植付けから草とり、そして収穫まで体験するとジャガイモ栽培のおもしろさが見えてきます。
収穫のグーンと楽しさが増します。
私はおいしいとこ取りでケッコウ、というのであればそれもまたよし。
とにかく収穫体験はクセになります。

ほかに収穫体験ができそうな野菜というと
イチゴ(5月)、タマネギ(6月)、春ジャガイモ(6月)、ニンニク(7月)、サツマイモ(10月)
あたりでしょうか。
夏にもぎとりBBQを企画したら春から秋まで収穫体験が楽しめますね。
これは楽しみだ。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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