野菜の価格高騰ってなんですの

お客さんのところに野菜をお届けすると、ちらほら話題にのぼるのが
野菜の価格高騰
ですね。
4月前半の天候不順(長雨や日照不足)を受けて全国的に野菜の生育や収穫に影響が出ているようで、スーパーで並んでいる野菜たちは軒並み値上がりしているそうです。
あんまり野菜売り場に行かないのでニュースで知るくらいですが、けっこうな値上がりだそう。

全国各地から野菜をかき集めて陳列・販売するスーパーとは違い、個人農家が多品目を育てるときは自分の栽培地域が悪条件でないかぎりは価格高騰なんてことはありません。
そもそも、価格を一定にして定期配送してるので、もしかりに不作になったとしたら全体量が減ることになるだろうから相対的に価格が上がるんだろうけど。

で、当地域愛知県三河地方の天候はどうだったかというと、かなりひどかったです。
4月前半の日照時間は記録的な少なさでしたし、雨が多かったので仕事が進まないジレンマもありました。
それでも種を播いてあれば野菜は育ちます。
生育が多少ゆっくりになるとか、すこし収穫開始が遅れるということはあっても、それなりに種類をそろえて発送することはできます。
実際、例年どおり4月中下旬には出荷を始めましたし、量に関しては過去にないくらいたっぷりとお届けしています。
天候不順なんてくそくらえ!
と言わんばかりの野菜セットになっています。

ふだんは「ちょっと高いんじゃね?野菜」を買っていただいているので、世間が野菜高騰で困っているときくらいは、
松本さんとこの野菜は安いわね~
と言ってもらいたいもんです。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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