気づけば前回の記事から一週間以上。
こりゃいかんね。
最近は真夏のわりに雨が多い日々が続いています。
晴れが続いて土がカラカラになって野菜たちが苦しそうにしていることが多い季節ですが、雨がしっかり降ってくれると非常に助かりますね。
とくに助かるのがニンジン。
うちでは7月中に秋ニンジンのタネまきをするんですが、ニンジンはとにかく発芽させるのが成功の半分を握っていると言われるほどタネまきは重要なポイントです。
コツは土を乾かさないこと。
これがほとんどですが、真夏にあって土を乾かすなというのは酷な条件です。
そんなニンジンのために定期的な雨が降ってくれて、人力による潅水をしていないにもかかわらず今年は珍しく発芽がしっかりとそろってくれています。
もうしばらくすれば草もびっしりと生えそろってくれるので、そうなれば恒例の修行
ニンジンの間引き&除草
が始まります。
ちまちまと草をとりながら炎天下の中を地面に這いつくばっていると、無心になれたり人生を考え直したり、ちょっとした開眼気分を味わえます。
後世に残すべき農作業として、研修生にじっくりと体験してもらいたいものです。
あ、春先に体験してた。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・