刺激をもらって明日に生かす

今日は勉強会。
自然農法技術交流会に参加してきました。

研修生が見つけてきたこの催しは、僕の研修先である自然農法センターがモロに関係するので知り合いも多く、また僕のことを知ってくれている方もたくさんおられたので気軽な気持ちで参加することができました。
午前は座学、午後は圃場見学といったスケジュールで進みましたが、座学はだいたい研修時に学んだようなことをわかりやすく説明しており頭にすっと入っていきましたが、8年目を迎えたいま聞くとまた違った風に感じることができて勉強になります。

今回の見学場所である知多草木農場はまだ始まったばかりの圃場で、地力がないため充分に育っていないように見受けられましたが、そういうところからどのように良い土・良い作物をつくっていくのか、その方向性を示してくれましたし新規で農地を借りた場合の管理法を目の当たりにすることができました。
また来年以降に参加することがあれば、どんなふうに圃場が成長していくのか時系列的に見られるので楽しみですね。

それにしても。
今回一番感心した、というか感動したのは、草がボーボーで野菜が負けて枯れそうになっていても自信を持って説明をしている職員さんの姿。
野菜と草が競い合う中で、どこまで草を生やすことができるのか、野菜にとってプラスに働きかけるくらいの草の生やし方は・・・、ということを観察して自分のものにして、そのさじ加減を知った上で栽培すれば結果として省力技術に成りうるんだということを話しておられました。
でも枯れそうになる前にわかるでしょ~、たんに管理が後手にまわっただけじゃないの~、とか思ったりして。
自分のとこでも草管理が遅れたり栽培に失敗したところを自信を持ってそれっぽく説明みようかな。
これは失敗じゃないんだよー。
虫食いがひどいのにも意味があるんだよー。
って。
失敗は成功の糧、論ですね。

さあ刺激をもらったところで明日からまたがんばろう。
ちょっとしたヒントから自身の栽培技術向上にプラスになることもあるので今後が楽しみです。

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