早播きは危険を伴う

明日からの雨にあわせて、慌ててタネを播きました。
大根と人参です。
例年だと3月に入ったくらいに播いているんですが、5月の出荷スタートに合わせて収穫できるようにするためには今から播種する必要がありそう、という判断です。
3月上旬播きだと収穫が5月下旬とか6月になってしまっていたので。

大根はトウ立ちしにくい品種を使っているので大丈夫だとしても、人参は春播きの設定がない品種を使っているのでちょっと怖いです。
同じ品種を3月上旬播きしたときは大丈夫でしたが、1か月早いので危ないかもしれません。
今年はとくに2月も寒いらしいですしね。
5月からニンジンが立派なサイズで野菜セットに入ってきたら、「あー成功したんだ」と思ってください。
いちおう3月播きもしますので6月以降はしっかりとニンジンが入ります。

まだ出荷をしているので来期のタネ播きまで頭が回らないのですが、人参と大根だけは遅れずに播くことができました。

5月の野菜セットは葉野菜が多くなる傾向が強く、ボリュームはあるのに軽いなぁと苦情が出そうなセットになることが多いので、大根と人参がしっかりと採れてくれたら苦情を喝采に変えることができるかもしれません。
5月からの野菜セットを食べていただいて、
成長したね、松本くん。
と言われたいですね。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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