巣立ちの時

あんまりブログでは取り上げていませんが、いま松本自然農園では2人の研修生を受け入れています。
2人とも独立してうちと同じような形態での新規就農を予定しています。
そのうちの1人が3月いっぱいで無事に修了し、来年度から本格的に営農を開始することになりました。
ほぼ1年間みっちりとバイトもせずに通ってくれましたが、果たして独立できるようなスキルが身に着いたのかどうかわかりません。
これからの活躍を見せてもらうことにしましょう。

同じ豊田市内での就農なのでモロにライバル育成ですが、需要と供給のバランスが崩れている今なら問題なしです。
早く一人前になってください。
そして僕を追い越していってください。

これで4月から研修生1人で・・・と思いきやすでに4月からの研修生も決まっています。
また引き続き研修生2人体制で動いていきます。
2人ともパソコンがかなり苦手、という点がどうも気になってしょうがないのですが、このへんのフォローアップ研修を増やしていくことになるんでしょうか。
パソコンをフル活用している松本自然農園としては悩みどころですね。

新・研修生の紹介については本人へ確認のうえで許可が下りれば書きます。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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