毎年暑い季節になると悩まされるのがブヨ。
蚊ではなく、ブヨです。
平地に住んでいる方はわからないかもしれませんが、山間地ではブヨという小さな虫が猛威をふるいます。
蚊よりも低い羽音で顔のまわりを飛び回り、隙をみせれば一気に襲いかかってきます。
蚊と違うのはたんに刺すだけじゃなく、皮膚を噛み切って吸血するためけっこう痛いです。
今年は気候のせいか数が少ないように感じます。
ここまでで多いなぁと思いながら朝の収穫をしたのは1回だけ。
それでも手で払いのけながら作業すれば血を流すことはありませんでした。
「黄色やオレンジなどの明るい色の衣服や雨合羽には比較的寄ってこない」
というようなことがWikipediaに書かれていますが、今年来ている作業着の色が功を奏しているのかもしれません。
でもこのさき、いつ大群に襲われるかわかりませんので新兵器を導入しました。
頭からすっぽり上半身すべてを覆ってしまう防虫ネットです。
完璧ともいえるガードで蚊もブヨもまったく寄せ付けません。
じっさいに着用してみましたが効果は絶大。
仕事に集中できました。
ただし網目が細かいので風を通さず、着ているとけっこう暑いです。
朝夕の涼しい時間帯に防ぎたい虫害なので我慢できる程度ですが、このへんがもうちょっと改善されるとうれしいですね。
今年はこれで快適に仕事します。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・