キリがないのはしょうがない

よし、明日はこれとこれをやろう。
と思っていざ畑に出てみると、あちらこちらに手をかけたい場所が新たに見つかります。
予定している作業とは別にいろんな仕事が目に付きます。
ここまでやったらおしまい、ということはほとんどなくて、次から次へと降ってくる仕事の山に埋もれて目が回りそうになってきます。
ほんとうにヒマな冬以外はたいていそんな感じです。

それら目に付いた仕事をすべてこなしていると、時間がいくらあっても足りません。
おそらくパーマン的コピーロボットが2台あっても足りないでしょうね。
それくらいの仕事量です。
ここで「やってもやってもキリがないわぁ」と言いながらひたすらゴールを目指すのが普通の農家だと思うのですが、それじゃ遊ぶ時間どころか寝る時間もろくに取れないことになってしまいかねません。
どこかで線を引く必要があります。

仕事に優先順位をつけて、野菜の生育にさほど影響ないと思われる作業はカットしていく。
長期的なタイムスケジュールを考慮して時間割りしていく。
やれないもんはやれん。
時間が足りん、あきらめよう、みたいな。
というような一種の開き直りに近い感覚で事業仕分けをしていきます。

やってもやっても終わりが見えない。
キリがないんですよ、ほんとに。
探せばいくらでも仕事が見つかる恐怖。
畑を歩けば仕事が目に付くんだけど無視しなきゃいけない罪悪感。
野菜たちの声が聞こえますからね、「となりに生えてる草をなんとかしてよ~」って。

キリがないけど区切りをつける能力。
キリがないけどケリをつける能力。
そういうものが求められている気がしますね。

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