農業は労働力の受け皿になれるのか

農業への就農希望者が増えているそうな。
もちろん景気悪化による非正規労働者の失業が影響していることは言うまでもない。

人手不足、後継者不足、労働者の高齢化が進んで崩壊寸前の危機にある農業界。
若い人たちが農業の世界に足を踏み入れることは歓迎すべきことなのかもしれない。
もし仮に、契約解除された非正規労働者(現在の推定)40万人がみんな就農したとしたら、農業界は活気付くにちがいない。

けれどもそうはならないはず。
就農するための道は大きく分けて2通りあって、ひとつは農業法人などの企業に就職するという方法がある。
もうひとつは農地を買うor借りて独立するという方法。
現実的にみて二つ目の方法は、行政側の受け入れ体制がほとんど整っていないのとスタート時にまとまった資金が必要なこともあり、職を失ったから農業でもやってみようかという人たちが選べる道じゃありません。
となると農業法人などに雇ってもらうという道が残る。

これについては本日のニュースにて
全国143の農業法人で正社員255人を含む計457人を募集中。
だそうで、たった一企業のもとで1000人解雇、3000人の人員削減という首切りが行われていることを考えたら、全国で457人という受け入れ人数なんてたかがしれている。

農業法人にしてみれば人手不足を解消するまたとない機会なんでしょうけど、あぶれた労働力の受け入れ皿としてはあまりにも小さい。
まあ少ないにしても受け入れられるだけいいか。

僕的にはあんまり気持ちいいニュースじゃないですよ。
解雇されちゃったから農業でもやってみようかな、って。
そんなに敷居が低いんですか、農業は。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

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