育苗の極意

育苗(いくびょう)って、やったことのない人から見れば難しいイメージがあるかもしれません。
家庭菜園やっている人でもタネから苗をつくる人ってそんなに多くないですから。
実際はというと・・・やっぱり難しいです。
天候や気温などに合わせてこまかく管理していく過程は、畑で野菜を育てるよりも数段難しいです。

ただし、おおざっぱに言えば2つのポイントに集約されるので多少は簡単に感じるようになります。
ひとつは
季節の再現
野菜ごとに生育適温があるので、それを育苗環境の中で再現してあげることが重要。
トマトなら昼30度、夜20度くらいの生育適温をめざしてビニールハウス内を管理していく。
それだけ。

もうひとつは
水・光・温度のバランス
曇っていて光が足りないときは水分も少なめに、晴れていて温度がどんどん上がるときは水もたっぷりと。
というように天候に合わせてバランスをとっていくことで強くがっちりとした苗をつくることができる。

こまかい管理技術は山ほどあるけど、すべては野菜自身が快適に育てるようにするための手段にすぎないと思います。
まあその管理が難しいんですけど。
一日でも気を抜くと苗を全滅させてしまう可能性もあるのが今の季節。
忙しくないけど最も精神的に追い込まれる季節かもしれませんね。

これから農業を始めようとしている方へ

農業をやってみたいけど一歩を踏み出す勇気が出ない。安定した収入を得られるか分からない不安。作物をうまく育てられるんだろうか、作ったものが適正価格で売れるんだろうか、そんな悩みを抱えていませんか?
分からないことを相談したり、仲間同士で励まし合ったり、これまでなかった農業のカタチを生み出したり。
これから新規就農したいと考えている人にぴったりの農業コミュニティがあります。

詳しくはこちら

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 無料イベント登壇のお知らせ:10月14日名古屋市

  2. 【播種】空心菜(エンサイ)の青臭い感じは好みが分かれるね

  3. 5/16締切 新規就農を全面的にサポートします!

  4. 【流通】卸売市場の仕組みと付き合い方。中間マージン大きすぎてマジ泣く・・・

  5. 次代の農と食を語る会 vol.40 小さな農業でのお金の稼ぎ方

  6. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う