11月30日。
いなかとまちの文化祭
に出店してきました。
前日も翌日も雨なのに、この日は太陽が出て暖かい陽気。
いい日に当たったなぁと思いながら店頭に立っていました。
・・・あんまり立ってないですね。
子どもを連れていったので、店頭は研修生に任せて周りをけっこうぶらぶらしていました。
今年が第3回ですが年を重ねるごとに規模が大きくなっていきます。
実行委員の方々はすごいなぁと思いながら、ただ出店して参加している身としては感心するしかありません。
スタッフとして加わる気はありませんし(求められてないでしょうけど)、僕はただただ農家として揺るがない地盤を作り上げることに集中したい、そういう時期です。
いろんなことに首をつっこむよりも、こうして形あるものに参加させてもらうのが精一杯ですね。
出店ブースから視線を流せば、いのはな農園がとなりにいて、そのとなりには徳八農園。
元研修生のワタナベさんがとなりにいて、そのとなりにはタナカさん。
元締めグリーンママンのおかげではありますが、松本自然農園グループ(?)が野菜の販売を独占してしてしまっています。
似たような野菜が並ぶ、というデメリットが目立ちますね。
御来店の皆さま、ありがとうございました。
コールラビ美味しかったですか?
みさきキャベツはどうでしたか?
どでかいタアサイは食べごたえありましたか?
売れる野菜がわかっていても定期宅配のためにとっておきたい、そんななかでやっぱり出し惜しみした野菜が真っ先に売れていくのはくやしいです。
手に取った方はラッキーでしたね。
来年も呼んでもらえるかわかりませんが、数少ない直売の場なので、もし呼んでもらえるなら存分に楽しみたいものです。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・