親元就農「こせがれ農家」と非農家出身「新規参入者」の圧倒的な差

 

農業といえば世襲制。
実家が農家で、それを長男もしくは兄弟のだれかが引き継いでいく。
そんなイメージが強いと思いますし、実際にそのような形で日本の農業は支えられています。
親が朝から晩まで必死に働いて農作物を育てている様子を目の当たりにしながら、あるときは家族労働力として当てにされながら、農業という世界を子どものころから触れて育ってきた人が仕事としての農業を選ぶ。
そのときに。
親の農業では生活が苦しく楽しそうにみえない、それでは跡を継ぐことを後ろ向きに考えてしまいますし、なんかがっぽり儲かっていて休みもけっこうあるなぁと感じられれば跡を継ぐことは前向きになります。
ようするに跡を継ぐかどうかは農業が魅力的に映るかどうかなんですが、そもそも実家が農家ではない人にとっては羨ましいと思える部分です。


今回は。
実家が農家でそれを引き継ぐ、いわゆる親元就農のメリット・デメリットについて。
非農家組が新規参入するときのメリット・デメリットについて考えていきます。