これが寒の戻りというやつなんでしょうか。
春二番が吹いたあとに寒さがもどってきてしまいました。
これが過ぎるとまた一歩春に近づくことになるんですね。
そう思いたい。
寒いのは苦手ですから。
そんな寒い中、畑に見学に来てくれた人がひとり。
収穫できる野菜がほとんどないようなさみしい畑を見学していってくれました。
手伝ってもらうような作業はなく、持って帰ってもらえるような収穫物もなく、見てて楽しくなるような緑あふれる圃場というわけでない。
そんな3月にきてくれて、実はちょっと申し訳なく思っています。
けれども話をじっくりとしたいという方であれば今の時期のほうがいいです。
まだまだ農閑期、時間をたくさん割くことができるので、ゆっくりと茶でも飲みながら雑談することができるからです。
畑の様子を見たいのなら夏・秋。
話をしたいのなら冬・春。
見学に来られる際はなにを重視するかによって季節を考えてもいいかもしれませんよ。
とはいえ、行きたいと思ったら即行動が一番でしょうね。
多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?
たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。
このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。
有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?
有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。
「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」
と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、
有機農業はちゃんと稼げる
ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。
ただし、条件があります。
それは・・・