統計データによると、農業では大規模ほど効率よく稼げるようになります。
1haクラスの農家より10haの農家、もっと大規模になればもっと稼げる。
それは時給という指標でみれば明らかです。
そしてこのような差は、地域差によっても現れています。
建物が多く密集している都市的地域の農業、北海道のような広大な大地を利用していく平地の農業、山林に囲まれながら獣害と戦っていく中山間地域の農業。
それぞれには個性があり、そこで農業を営んでいくにはメリットもデメリットもあります。
はたしてどれくらいの収入差があるのか、時給差があるのか。
ちゃんと稼げる地域はさらに稼げるように、あまり稼げない地域はどうやったらもっと稼げるようになるのか。
そのヒントも含めて地域差を見ていきます。