限界が知りたかっただけなのに

※経営上のお金の話がでますので、そのあたりに嫌悪感のある方はページを閉じてくださいね。

ひとりで出来る限界。
僕はこれが知りたかった。
どれくらいの面積を管理できて、どれくらいの売上を達成できるのか。
これが知りたかった。
ここまで5年やってきて、おそらく来年あたりで限界が来るのかなという感覚はつかめました。
面積は7反(約2100坪)。
売上では700万円の経費200万円。
くらいが僕ひとりでやれる限界だろうと思います。
上記の数字は来年以降もひとりでやったならこれくらいになるだろうという見込みですが、順調に農地を借りられたなら残せるであろう数字です。
ここまでいくと所得でも時給が2500円を超えてくるので、「どうじゃこらぁ」と世間に啖呵を切ることができる・・・かなと思ってます。

ですが、その限界地点に到達することはできないでしょう。
研修生がいるから。
労働力がひとり増えるし、教えるための時間をさかないといけないので、厳密にひとりでここまでやったという計算ができなくなります。
まあ、それはそれでよしとしましょうか。
新規就農者がどんどん増えてほしい、そのために動いていきたいと将来の目標を掲げているので研修生が来てくれるのはうれしいことですからね。
自分のことだけ考えていればいい時代は終わったのかもしれません。
ああ、成長したね。

ちなみに。
来春以降ですが、研修生に加えて研修生っぽい人(?)が来る可能性がでてきているので僕も含めて3~4人が畑でうろちょろすることになるかもしれません。
募集してないのになぜか増えていく研修生・・・。
そうなると今の面積じゃ手に余ります。
また農地確保に動かないといけないのかも?
う~む。

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

関連記事

  1. 【農業のキホン06】CEC陽イオン交換容量とは?この数値をどうやって使いこなす?

  2. 【成長】不織布を片づけながら一石二鳥を狙う

  3. 【農業2020】農家がYouTubeを始めるときの処方箋|3つのPを意識しよう

  4. 【流通】卸売市場の仕組みと付き合い方。中間マージン大きすぎてマジ泣く・・・

  5. 【異形の者】キャベツの歴史を知る!キャベツはなぜ無農薬栽培が難しいのか?

  6. 【耳勉】キュウリの種まきしながら自分をアップデート