家庭菜園で野菜を育てる。
田舎暮らしの延長として米を育てる、野菜を育てる。
半農半Xというライフスタイルを追求する。
パーマカルチャーを生活に取り入れる。

農産物を育てるという行為自体は、プロの農家じゃなくても初心者でもだれでも簡単にできます。
収穫した農産物の出来・不出来はともかくとして、育てることはだれにでもできます。
自分が育てた野菜を食卓に並べる。
愛情をこめて育てた米を、家族や親せきや知り合いに食べてもらう。
素晴らしいことだと思います。

 

違和感があるのは、こういうプロの農家ではない人たちが
自分は農業をやっている
と思っていることです。
そして、やっかいなことに
農家が、農産物を金勘定するようになったらおしまいだ。
とか、
命ある食べ物は、お金に換えるのではなく、食べる人の身体に変えることなんだ。
とか、そんなことを語り始めます。
自分もプロの農家である、農業をやっているんだ、というような意識なのか分かりませんが、農業とは尊い仕事なんだと熱く語り始めます。

こういう価値観、考え方についてどうこう言うつもりはありません。
命を育てているという感覚、プロであることの誇りは大切なものです。
命を頂くんだという気持ちをもっていることは素晴らしいものです。
否定できるものではありません。

 

農業は特別ではない

ここで問題だと思うのは
農と農業が一緒にされてしまっている
ということ。
製造業、鉱業、建設業、不動産業、飲食・宿泊業、情報通信業、運輸業、金融・保険業、医療・福祉・・・。
こうした業種と並ぶように
農業
があるんですよ。
どの業種も例外なく、利益を追求して会社組織や団体を存続させる努力をしています。
いくら命を預かっている業種だといえ、農業だけが利益を追求する努力をしないというのはおかしな話です。
生命を預かっている医療という業種は、尊い仕事だから儲からなくてもいい。
そう思われますか?
食に関わる飲食業は、尊い仕事だからお金のことを考えるべきではない。
と思いますか?

ただし。
利益を追求することばかり、お金のことばかりを考えるのは行き過ぎだと思います。
そういう楔(くさび)の役割を果たそうとしているのが有機農業なのかもしれませんね。
でも。
農業全体としてみれば、カネ・カネ・利益・利益と言っている農家や法人は少ないですよ。
むしろ、命を預かっているという意識をしっかりと持って農産物を大切に育てている農家のほうが多いと感じます。

生業としての農

農業とは農を業(なりわい)とすることです。
農を仕事としてとらえ、労働に対する対価としてしっかりと利益を得ていく。
そういう業種です。
「農家が、農産物を金勘定するようになったらおしまいだ。」
「命ある食べ物は、お金に換えるのではなく、食べる人の身体に変えることなんだ。」
とか言っているのは農業ではなく農です。
勘違いしてはいけません。
農として語るには素晴らしい思想だと思いますが、本気で農業をしている人たちには失礼な発言に映ります。

仕事としての農と、趣味や生き方としての農。
この境界は、農家に農産物を換金する能力があるかどうかの差です。

あなたがやりたいのは農ですか?
それとも農業ですか?

 

 

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

つづきはこちら

有機栽培農家・松本がやってしまった間違いとは?

農業をやりたいと考えたときに最も重要なことは

栽培技術の習得

であることは間違いありません。商品ができなければ何も始まりませんから。
ちゃんと作物を栽培できて、ある程度のレベルの農作物を自分で作れるようにならなければ、当たり前ですが買ってくれるお客様はいないわけです。
だから栽培技術を身につけることは最低限やらなければならないはずです。

じゃあここで、あなたが、農業のなかでも難しいとされる無農薬栽培に挑戦しようと考えていたら・・・。自分の育てたものを消費者に直接お届けしたいと考えていたら・・・。

それはほとんどの場合。
有機農業では王道とされる、野菜セット農家になるということです。
たくさんの種類の野菜や果物、米などを育てて、それを詰め合わせボックスという形でお客様へお届けする。
そういう農家です。

当サイトの管理者・松本は、この野菜セット農家になるときに大きな間違いをしてしまいました。

それは・・・

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