畝成型機(マルチャー)で畝を立てる

稲作なら必要ありませんが、畑作で野菜などを栽培しようと考えているのであれば畝立ては必須になります。
関東のように火山灰土が降り積もっていて水はけがおそろしく良い場合は、畝立てなんて必要ありませんが、そうではない地域であれば作物の水没を避けるために畝を立てるのがふつうです。

その畝立て。
耕してある場所を、通路の土を栽培するところにクワで上げていく。
通路が低くて栽培する場所は高い。
そういう状況を作り出すのが畝立てです。
これを実現するための方法はいくつかあります。

ひとつは、クワをつかってせっせと畝を立てていく方法。
専業農家としてやっていくつもりならこれは現実的ではありません。
もうひとつは機械による畝立て。
管理機に土を跳ね上げるロータリーをセットして、通路の土を両サイドに飛ばしていく方法。
管理機に畝を成型するパーツを装着して、通路の土を内側に盛り上げて畝をつくっていく方法。
トラクターの後ろに畝成型アタッチメントを取り付けて、耕耘と同時に畝を立てていく方法。
機械の種類によって方法は異なりますが、人力に比べて格段に作業スピードが上がります。

今回の動画はそのなかの、管理機に畝を成型するパーツを装着する、いわゆるマルチャーと呼ばれている作業機の動画です。
土が内側に寄ってくるので、となりの畝で他の作物を栽培していてもじゃまをすることがありません。
多品目栽培をするときには非常に役に立つ作業機だと言えます。