とにかく農家は栽培をすることが仕事。
生産をしなければ農家じゃない。
という認識はみなさんお持ちだと思います。
これはつまり。
農家になるためには生産力、栽培するスキルがどうしても必要だということ。
サラリーマンを辞めて農家になる、新規就農する道を選ぶ人は年間数万人くらいいますが、生産ができなければスタートラインにすら立つことができません。
ふつうに考えれば当然のことのように思いますが・・・。
農業をやりたい!
と意気込んで準備を進めていく人のなかには、栽培技術を持つことの重要性を軽く見ている人がおられます。
就農してから考えたらいいや、
やっていくうちに栽培技術をどんどん身につけていったらいいや、
くらいに考えているのかもしれません。
もちろんその考えの半分くらいは正しいのですが、少なくとも
売れるレベルの生産力
を最初から持ち合わせていなければ、売り先はあるのに商品がない・・・なんてことになりかねません。
今回は、農家の本分である栽培技術の習得について。
新規就農者がもつべき最低限の栽培技術を考えてみたいと思います。