農業をやりたいと決意したら。
どのようなステップを踏んでいけばいいのかを調べて、実際に行動を起こしていきますよね。
とにかく栽培できなきゃ話にならん!
と栽培について勉強しようと考えます。
このとき当然ですが、自分にとって役に立つ情報や興味のある分野の情報を得ようとしますよね?
トマト栽培に興味があればそれに関連した書籍を。
有機農業に興味があればそれに関連した書籍を。
農家に見学に行くときだって、自分が進みたい道の先にいる農家を訪ねます。
目標に近づくために行動しているんだから当然です。
これ自体は悪いことではありません。
まずは必要な情報を集中的に集めることが、新規就農に近づく最短ルートだと思います。
でもここで。
もう一歩踏み込んでいくことができれば・・・。
自分自身を俯瞰的(ふかんてき)に眺めることができるし、客観的な決断ができるようになります。
一見無駄に思えるような情報や経験であっても、最終的には活かされることがあります。
今回は。
両極端な意見を知ると、俯瞰力が高まる。
という話です。
画像参照:地動説、天動説(宇宙開発事業団(NASDA)提供)