日本では大多数を占める職人的農業者に足りないものとは

モノ余りのこんな時代に農業で職人を目指すことには、かなりの危険を伴います。
こだわって、こだわって、こだわりぬいて出来上がった農産物がたとえ文句のつけようがない素晴らしいものであったとしても、それを欲しい人がいなければ全く無意味だからです。
作った商品が売れなければ、いくらいいものを作っていてもそれは趣味です。
商品が売れて利益を上げて、生業として成立してこその農業ですから。
職人的なこだわり商品は、売れてこそ評価されるものです。

売れなければただの趣味、ということ。