野草でしかける端境期の打開策

就農してから6年目にして初めて野菜セットに入れました。
野菜、ではありません。
栽培した、わけでもありません。
かといって山から採ってきたわけでもありません。
畑にて収穫しました。

スベリヒユという草です。
いわゆる雑草というやつです。

世界中の温帯や熱帯の地域であればどこにでも生息し、畑だけじゃなくそこらじゅうに勝手に生えてきます。
乾燥に非常に強いため、ここのところの少雨によってスベリヒユばかりがグングンと生長していきました。
野菜が負けるほどに。
この植物は山形県では山菜として食されていますし、スイスやギリシャでも食用とされているようですので、一度くらいは野菜セットに入れてみたいと思っていました。
いまは畑にかなりスベリヒユが占有してきているので、ここぞとばかりに入れたわけです。

肝心の味はそれほどクセはなく、食べるとほんのりと粘りを感じられます。
けっこうツルムラサキに近いのかなという気がします。

ほかにも畑には食べることができる植物がたくさん生きています。
つくし、よもぎ、アカザorシロザ、ギシギシ、ナズナ、ハコベ・・・。
これらもたまには提供して、定期的にセットを購入していただいている方々に刺激・快感を味わっていただきましょう。
・・・まずはスベリヒユの批評がどのように出てくるか、ですね。

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多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

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このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

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有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

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と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
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