変わっていく土質

D圃場。
ホームページを見ていただくとわかりますが、畑はいくつかに分かれているのでアルファベットをつけて管理をしています。
A圃場からはじまって借りたり返したりしながら現在はDとEを借りています。

で、そのD圃場の話。
ここは使用しはじめてから今年で4年目になりますが、借りた当初は痩せた土地でした。
生えてくる草の種類は少なく、生え方にもいまいち勢いがなく。
もともと田んぼのため、雨が降ると通路が水路に変わってしまうくらい水はけが悪かったです。
おまけに水はけがいいところと悪いところがちょうど半分くらいずつなので、栽培する野菜によって植える場所を変えなければいけません。
水はけのよいところには乾燥に強いトマトやニンジンなどの野菜を。
水はけの悪いところにはサトイモやキュウリ、ナスなど。
というように。

最近はこのあたりのコツがつかめてきたので、たいていの野菜は出来るようになりました。
長く畑として使用していくにしたがって土質が田んぼから畑へと変わってきたことも影響しています。
通路が水路になることもなくなりましたし、雨の次の日でも悠々と畑内を歩くことが出来ます。
せっせと草を生やしつづけたのがよかったんでしょうか。

もうひとつの畑、E圃場も3年目に入ってだいぶ土質がかわってきましたし、使っていくうちに土がよくなっているのを実感できるのはうれしいものです。
農薬や化学肥料を使っている畑では土地がどんどん痩せていくといって嘆いてますからね。
長く農業を続けていくためにも土がどんどん良くなっていく農法を採用したいものです。
 

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