農業をやってみたいと考えている人のなかには、少ないですが女性の方もおられます。
農家は夫婦でやるもんだ、というイメージがあるので女性が農業をやること自体は珍しくないのですが、自らが主体となって独立就農したいと考えている女性はまだまだ珍しいように感じます。
そして。
珍しいからこそ。
ギャル農業としてメディアに大きく取り上げられて話題になった女性がいたかと思えば、農業女子というネーミングで行政が女性農業者をバックアップしたりする。
数少ない女性農業者をクローズアップする機会がたびたびあるんです。
それでもやっぱり女性農業者は圧倒的に少ない。
とくに若い女性農業者が少ない。
男女比率をみれば明らかに男性のほうが多いはずです。

若者の間では、農業はけっして悪いイメージの仕事ではないと思うのですが、それでも女性が農業を始めるのは限りなく少数なのが現実。
その理由はおそらく。
農業は体力的にきつい仕事だから女性には無理だと思われているところがあるのでしょう。
男性が主体となってやっていかなければ農業はできないと思っているのでしょう。
実際はどうなんでしょうか。
本当に女性が新規就農することは難しいのでしょうか。

 

栽培からみる女性の有利・不利

農業という仕事を、たんじゅんに作物を生産する仕事だと言い切ってしまえば。
栽培をして収穫・出荷する。
そういう仕事だととらえるなら。
性別による脳の違い、価値観の違いのようなものはありますが基本的には性別の差というよりは個人差のほうが大きいので、栽培面でどっちが有利だとか不利だとか語ることはできません。
でも。
平均的にみて女性のほうが腕力が劣り、体力でも劣る。
これは事実。
力仕事という意味では女性のほうが不利なのは言うまでもありません。
30㎏の重さがある米袋を運ぶのは男性でも大変です。
女性ならなおさら、持てない場合もありえるでしょう。
15㎏ほどある肥料袋をもって畑のなかに散布していくのも大変です。
朝から晩まで精力的に仕事をこなしていく体力、持久力も必要です。

農業女子

腕力や体力という面からみれば、女性は圧倒的に不利のように見えます。
でも実際は。
重いものを持つ作業は、業態にもよりますが全体の作業の中のほんの一部だったりします。
ほとんどの作業は、軽作業といっていいくらいの体力的にきつくない作業のことが多いです。

そして。
個人差はありますが機械操作は意外に女性のほうが得意だったりします。
力を必要とせず、繊細さを求められたりするからです。
機械が大型になればなるほど腕力はいらなくなるので、女性が農業をやるのであれば腕力面を考慮して機械を選べばいいだけの話。
腕力のなさはいくらでもカバーできます。

朝から晩まで働く体力、持久力はどうでしょうか。
これは、経営力が大きく影響してきます。
長時間労働しなくてもいいように効率性を追求する、自分の体力に合わせてスケジュールを組んでいくなど、頭を使って経営をしていけば男性・女性に限らず体力面はさほど気になりません。

このように。
栽培管理、農作業という点でいえば性別よりも個人差が大きいため、とくに女性だから不利だということは感じられません。

 

販売面では圧倒的に女性が有利

販売面ではどうでしょうか。
自分で育てたものを自分で売っていく直販スタイルの農家を目指しているのであれば、
女性が農業をやっている
というだけで、じつはかなり有利に働くことがあります。

買い物する女性

理由は簡単。
野菜や米などの食材を買うのは、ほとんどの場合が女性だから。
購入者はほとんどが女性だからです。
同性として女性の立場で販売を考えることができる。
女性が好むのはどのような包装か。
女性にはどのような種類の野菜が好まれるのか。
買い物をするのも台所に立つのも、そのほとんどが女性であることを考えれば、好みや購買行動を想像するのは同性であれば簡単なんです。

そして。
女性が主体で農業をやっていること自体が珍しいから注目されやすい。
ということもあります。
そして応援されやすい。
女性だからという理由で共感を呼んだりすることもあると思います。
さらに。
女性が同性である農業女子を応援したくなるのはもちろん、男性でもおそらく応援したくなる可能性が高いです。
なんとなく食べてみたくないですか?
農業女子が汗水たらして愛情込めて育てた野菜を、米を。
まあ下心みたいなものも交じっているかもしれませんけど。

このように。
販売面では、女性というだけで非常に有利です。
女性が新規就農するのであれば、販売まで手掛けることでかなり有利にスタートダッシュできます。

 

夫婦で農業するなら奥様を前面に押し出す

じゃあここで。
就農しようとしている男性諸君は、がっかりですよね。
体力馬鹿では女性に勝てないのかと。
まあ勝てませんね。
でも手がないわけではありません。
もし伴侶がいるのであれば。
夫婦で農業をやっていくんだ、と考えているのであれば。
奥様を表に出して販売をしていってはどうでしょうか。
旦那様は栽培に徹して、もしくは徹するふりをして、販売面を奥様に任せてしまう。
ようするに広告塔になってもらうわけです。
まあそこまでしなくても、奥様も積極的に営業・販売に関わることでじゅうぶんな成果が上がると思います。

 

女性の新規就農はお勧めです

女性で農業をやりたいと考えている方。
体力に自信がないからと二の足を踏んでいる方。
体力がないなら、自分に合った栽培方法を組めばいいだけです。
道具や機械、場合によっては人を使って仕事を進めていけばいいだけです。
自分で販売も手掛けていくのであれば、女性は女性というだけで有利です。
やらない手はありません。

参考になれば幸いです。

 

 

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
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そんな道どこにあるの?じつは・・・

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有機栽培農家・松本がやってしまった間違いとは?

農業をやりたいと考えたときに最も重要なことは

栽培技術の習得

であることは間違いありません。商品ができなければ何も始まりませんから。
ちゃんと作物を栽培できて、ある程度のレベルの農作物を自分で作れるようにならなければ、当たり前ですが買ってくれるお客様はいないわけです。
だから栽培技術を身につけることは最低限やらなければならないはずです。

じゃあここで、あなたが、農業のなかでも難しいとされる無農薬栽培に挑戦しようと考えていたら・・・。自分の育てたものを消費者に直接お届けしたいと考えていたら・・・。

それはほとんどの場合。
有機農業では王道とされる、野菜セット農家になるということです。
たくさんの種類の野菜や果物、米などを育てて、それを詰め合わせボックスという形でお客様へお届けする。
そういう農家です。

当サイトの管理者・松本は、この野菜セット農家になるときに大きな間違いをしてしまいました。

それは・・・

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