農業研修を受けて栽培技術を習得しようとしたとして、
いつから始めたらいいのか
どれくらいの期間を研修にあてたらいいのか
といった時間的な問題に頭を悩ませたりしませんか?

研修開始時期は2月からがいいのか、それとも4月からのほうがいいのか。
研修期間は1年間がいいのか、それとも2年間がいいのか。

どんな作物を育てて、どんな売り方をして、どんな経営をしていくのか、どんな研修先で学ぶのか、その状況によって違うことは明らかです。
研修農家が1年間と言っているから、それを鵜呑みにして研修期間を1年にしてしまっていいのか。
悩みますよね。
今回は研修期間と研修開始時期、この二つについて取り上げていきます。


研修期間はだれが決めるべきか

研修期間について、1年がいいのか2年がいいのか。
学校系の研修先で期間が決まっている場合は除いて、研修期間については人によります。
1年間研修をみっちりやってみて、独立してやっていけるという手ごたえを自分自身で感じられたなら、そこで研修を終わればいいと思います。
逆にいえば、1年間やってもなんだか自信がもてない、いま就農してもやっていけるような気がしない、というのであればもう1年やってみるのも手です。
自分のことは自分が一番知っているんだから、研修期間は自分で決めるべき。
という考え方です。

でも。
一番確実なのは、研修を受けている農家に従うことです。
農業研修を受けているということは、ほとんど農業の世界では経験がないから、もしくは経験が少ないから勉強しているんですよね。
経営についても、もともとサラリーマンなど被雇用者として働いていて就農を考えているのであれば経営ノウハウは持っていませんよね。
そんな素人が、これだけ学んだんだから独立就農できるということをどうして判断できるでしょうか。
少なくとも、何年も農業経営を続けていてノウハウを蓄積している農家であれば、
どれくらい栽培のコツを習得できたのか、
どれくらい経営感覚を身につけているのか、
素人である研修生に比べて現状を冷静に把握することができるはずです。
何人も研修生を受け入れて新規就農させてきた農家であれば、どれくらいのレベルであれば独立就農してもやっていけるのか、その境界を分かっているはずです。

 

教習所
(画像参照:埼玉自動車教習所
自動車の免許をとるとき、たいていは自動車学校に通います。
そこで学科を勉強して、実習により技能を習得して、試験を受けて合格しなければ免許を取得することはできません。
つまり、公道を走っても大丈夫ですよと合格点をもらわないかぎり免許を手にすることができないわけです。
交通ルールをしっかり理解していて、公道を安全に走行できる技能をもっていること。
その両者がそろってようやく、自動車を運転することができます。


農業をすることは、自動車を運転することとはまったく別物です。
新規就農するための試験などもありません。
でも、自動車免許を取得するために教習に通って合格するまでの期間が人によって違うように、新規就農してやっていける!と合格点をもらうレベルに達するまでの期間は人によって違うはずです。
なかなか合格点をとれない人だっているはずなんです。
また。
試験を受けている本人は「なんで合格しないんだ?」と思っていても、教官からみれば公道を運転させるには危なっかしいから不合格にするんです。

教官である研修先農家が、
「この人がいま新規就農してもだめだろうなぁ」
と判断したのであれば、それは就農免許証を交付されないのと同じこと。
その判断に素直に従って1年延長することも、ときには必要なことかもしれませんよ。

独立してやっていけるかどうかの判断は、自分のことなんだから自分が一番分かっていると思っていても、研修先の農家に意見を聞いてみることも大切である。
ということを覚えておいてください。

 


研修開始時期はだれが決めるべきか

研修生
研修は何月から始めたらいいのだろうか、というのも迷いますよね。
学校系の研修先であれば、たとえば4月スタートで一年間というように研修開始時期が決まっているので迷うことはありませんが、農家で研修を受けるのであればきっちりと決まっているわけではありません。
2月からというところもあれば、4月からのところもある。
9月からでもいいですよという農家もあります。

もちろん、あなたの事情が最優先されます。
3月末で勤めている会社を退職するから、農業研修は4月から始めたい。
というのはよくある話です。
いろんな事情がありますから、無駄な時間を過ごしてしまわないようにうまく研修をスタートさせたいですよね。
研修生の日程的な都合が最優先。
それはそうなんですが、なんのために研修を受けるのかという基本的なところは絶対に忘れてはいけません。
研修を受けるのは、栽培技術を習得するため。
農業経営を学ぶため。
農家としてのライフサイクルを身をもって体験するため。

ここで大事なことは、農業が気候に左右される仕事だということ。
稲作をするのであれば、春に田植えをして秋に収穫をする。
一年を通してみれば何月にどんな作業をするのかは決まっているんです。
一年のサイクルは経営の形態や栽培している品目で決まっているんです。

稲作を勉強するために農家研修を考えているのに、田植えが終わってひと段落した6月から研修をスタートすることにどんな意味がありますか?
貴重な時間をつかってせっかく研修をするのであれば、
苗を作るためにタネを播いたり
田植えの準備のため耕したり代掻きをしたり
米を育てて収穫するまでを、最初から最後までとおして学びたいものです。
そうなれば何月から研修を始めたらいいのか分かりますよね。


どんな品目でどんな形態で農業をやっていきたいと考えているのか、それが明確になっているのであれば、それを学ぶための研修受け入れ農家に
いつから研修を受けるのがベストか
聞いてみることをお勧めします。
研修したいということは、現状が素人だからですよね。
素人が「稲作は3月にタネを播くからそのあたりから研修しよう」と考えていても、農家としてやっておくべき作業が2月から始まっているかも知れません。
プロに聞くのが手っ取り早いです。
聞いてみて、合わせられるのであれば可能な限り従ったほうが充実した研修生活を送れるはずです。

 

 

まとめると。
研修年数は自分の判断だけでなく、合格ラインを知っている農家に聞いたほうが無難。
開始月は研修生の事情が最優先されるが、ベストなタイミングは農家に聞くべき。

ということです。
少しでも参考になれば幸いです。

 

 

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

栽培が下手でも時給3000円で働く農家になる方法とは?

もしかしたらあなたは、ひたすら栽培技術を磨こうとしていませんか?
いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

つづきはこちら

有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

「収入に魅力を感じて農業をしてるんじゃない。わずらわしい人間関係から解放されて、健康的な暮らしをしたいから有機農業の道を選んだんだ。」

と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

つづきはこちら

 

あなたはなぜ、そっちを選んだのですか?

キャベツPOP

ご覧のように、2つの写真を載せました。
どこかの直売所に立ち寄ったときに、この写真のように並んでキャベツが売られていたら・・・

あなたはどちらを買いますか?

おそらく、この2つの写真を比べれば、多くの人が右の「みさきキャベツ」を買いたくなるはずです。
そしてこの事実は、キャベツを売っている農家に厳しい現実をつきつけます。
一方の農家は自分のキャベツがどんどん売れていく、もう一方の農家はまったく売れない・・・。
あなたがもし、農家として生産物を売っていきたいと思っているなら、なぜこんな差が生まれるのかを知る必要があります。知ったうえで、それを活かす必要があります。

売れるキャベツと売れないキャベツ。その差は・・・

つづきはこちら