お金がなくても幸せに暮らせる、いわゆる清貧思考はやめませんか?
という話をブログ内で何度か書いてきました。
有機農業のとくにありがちな、お金を持っていることの罪悪感やお金を稼ぐことへの抵抗感は、収入を得ることで社会に貢献しているという当たり前の考え方を見えなくしています。

農家の収入は考え方を変えると激増する

お金を稼ぐことは悪なのか?農家は意識しないと稼げない
 


今回は。
収入に対する考え方の問題はさておき、農業で多くの収入を得ていくにはどうしたらいいのか、その具体的な方法についてビジネス思考という切り口で書いていきます。
必死に働いているのに儲からない。
朝から晩まで働いてもラクにならない、そんな農家にはなりたくない。
と考えているのであれば是非ご覧ください。
今日からさっそく行動してみたくなると思います。


畑は耕すものだ、という常識を疑ってみる

ほんとうに
農業には常識だと思われていることがたくさんあります。
既存の農家が当たり前のようにやっている普通の作業は、それが常識のように扱われています。
畑は耕すのが当たり前。
肥料は入れるのが当たり前。
収穫した野菜はきれいに調整して袋詰め出荷するのが当たり前。
日の出から日没まで働くのが当たり前。

農業における平均的な収入で満足できるのなら、それらの常識に従って、すでに営農している先輩農家がやっていることを真似すればいいです。
それなりの収入を得ることはできます。
でも。
その収入から時給を計算してみたら、1000円程度だったなんてことは普通にあります。
それだったらアルバイトをしていたほうがマシということが当たり前にあります。
一大決心をして、脱サラをして新規就農するんだったら、サラリーマンの頃の収入は越えたいと思いますし時給計算しても遜色ないくらいに密度の濃い農業をしたいですよね。

既存の農家を超える第一歩。
それが、常識を疑うということです。

たとえば。
トラクターを使って畑を耕してから、畝をつくってタネを播いたり苗を植えたりする。
ごく一般的な農業のスタイルです。
でもそれは本当に必要なことなのかを、ひとつひとつ考えてみるんです。
3反という面積を耕作するのに、20馬力のトラクターは本当に必要なのか。
年間20時間しか稼働しないなら、手押しの小さな耕耘機でもいいのではないか。
そもそも耕すという行為は本当に必要なのか。
耕さなくてもしっかりと生産できるなら、トラクターは必要なくなるし耕す時間も短縮できる。
すこしくらい生産量が減ったとしても、経費と労働コストが下がるなら不耕起でもいいんじゃないか。

というふうに、常識だと思われていることを疑ってみるんです。
農業では、面積当たりの生産量を最大化することを重要視します。
極端に言ってしまえば、たくさん採れるなら採算を度外視するということです。
高価なトラクターを使ってしまっても、それで多くの面積を耕作できて全体の生産量が大きくなるならOKなんです。
けっこう費用対効果を無視しがちです。
耕さないことで生まれる効果を考えたりしないんです。

既存の農家が考えないようなことを、あえて考える。
それがすべての始まりになります。

 

洗浄や袋詰めを疑ってみる

まあ、耕さないというのは昔から考えられていて実践されていることなので、既存の農家がまったく考えていない斬新な行動というわけでもありません。
別の例で「常識を疑う」ことを考えてみましょう。

泥つき人参
野菜を出荷するとき、畑から収穫してきてそのままの状態で出荷してしまうことはほとんどなくて、たいていは土を洗い流したり古くて黄色くなった葉を落としたり、袋詰をするなどの梱包をしたり、いろいろと手間をかけます。

なぜこんなことをするのかというと、出荷先である農協や卸業者、小売店などがそれを望んでいるから。
もっといえば消費者がそれを望んでいるから洗浄したり梱包したりするんです。
だから農家はその要望に応えるために、出荷調整作業といわれる手間をかけるんです。

でも。
直接お客様に売っている、たとえば有機野菜を育てて家庭向けに直接お届けしている農家だったら。
お客様の声は直接聞けますよね。
お客様がいいといえば、一つ一つを梱包する必要がないんです。
一般的には、野菜は収穫してからきれいに調整して、袋詰めしてから出荷しなければならないという常識があるんですけど、自分の農産物を直送しているときは既存の常識にとらわれる必要がないということです。
それを。
ほとんどの場合がそうであるからという理由で、常識的なもっともらしい理由をつけて、お客さまが望んでいるに違いないと勝手に思い込んでしまっているんです。
当たり前のように洗浄して、袋詰めしてしまっているんです。
一般的な農家だけじゃなく、直送主体の有機農家でも。

そこを疑ってみる。
本当に袋詰めしなきゃいけないのか?
きれいに洗って袋詰めしてあることを、お客様は本当に望んでいるのか?
と考えてみるんです。
それでもし、袋詰めはいらないんじゃないかと思ったのであれば。
やってみる。
ひとつひとつを丁寧に梱包したりしないで、そのままの状態で箱詰めしてお届けしてみるんです。
で、その反応を見る。
ここでもしお客様が「袋詰めなんて必要ないわ、泥つきで大丈夫よ」と言ってくれたとしたら、洗浄する手間も袋詰めする手間も必要なくなるんですよ。
既存の農家がやっている手間という労働コスト、ビニール資材費を大幅にカットできるかもしれないんです。

 

常識の範囲内ではつまらない農家にしかなれない

つまり。

まずは疑ってみる。
そして考える。
考えたことを実践してみて、
改善する。

それをいろんな場面で繰り返していく。
いろんなところで積み重ねていくことで、既存の農家にない強みを持った優秀な農家になっていくことができます。


とにかく疑ってみることです。
その作業はほんとうに必要なのか。
その当たり前だと思っている常識は、ほんとうに常識なのか。
じつは非常識なんじゃないのか。
変人だと言われようが後ろ指を指されようが関係ありません。
生き残っていくためには他人と同じことをしていてはダメ、だということです。

参考になりましたら幸いです。

 

 

多品目栽培でこんな間違いをしていませんか?

たくさんの種類の野菜を同時に育てる、かんたんに表現すれば家庭菜園を大きくしたような農業。

このような、いわゆる多品目栽培は、有機農業ではよくやられている方法なのでご存じの方もいらっしゃるでしょう。
そして、多くの農家がやってるんだから自分にもできるだろうと、独学で、農家研修で、栽培の基本を学んでから実際に自分でやってみるのですが・・・
このときすでに、じつは大きな間違いをしています。

それは・・・

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いいものを作れば売れると思っていませんか?
その道は、優秀な先進農家と戦うことになる、かなり危険な道です。死に物狂いで努力しても結果を残せないかもしれない道です。

それよりも、たとえ栽培が下手でも時給3000円、しかも週休3日で働く農家になる道があります。見つけさせすれば誰でも通れる道です。

そんな道どこにあるの?じつは・・・

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有機農業が慣行農業の5倍も儲かるって!?

有機農業者は、あまりお金の話をしたがりません。

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と、収入は二の次だと言います。
だからこそ見えなくなっていた真実。それは、

有機農業はちゃんと稼げる

ということ。家族を養っていくことくらいは簡単に実現できます。しかも、栽培がうまいとかヘタとか関係ありません。誰でも実現できるものです。

ただし、条件があります。
それは・・・

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あなたはなぜ、そっちを選んだのですか?

キャベツPOP

ご覧のように、2つの写真を載せました。
どこかの直売所に立ち寄ったときに、この写真のように並んでキャベツが売られていたら・・・

あなたはどちらを買いますか?

おそらく、この2つの写真を比べれば、多くの人が右の「みさきキャベツ」を買いたくなるはずです。
そしてこの事実は、キャベツを売っている農家に厳しい現実をつきつけます。
一方の農家は自分のキャベツがどんどん売れていく、もう一方の農家はまったく売れない・・・。
あなたがもし、農家として生産物を売っていきたいと思っているなら、なぜこんな差が生まれるのかを知る必要があります。知ったうえで、それを活かす必要があります。

売れるキャベツと売れないキャベツ。その差は・・・

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